数多くのお客様の中には、お亡くなりになった方もいらっしゃいます。
お客様の玄関先で「この度はご愁傷様でした・・」と頭を下げる事も頻繁にあります。
電話を頂いた際にしか、お伺いしないお客様。
最近、○○さんからお預かりするの多いね。
いつもは、ある程度まとめて出して下さっていたのが、最近はマメに出してくれています。
でも、その全てが亡くなった旦那さんの服です。
主人のですが、勿体無いから洗ってください。
そう言われて、故人であるおじいさんの服を預かってから・・・
だいぶ経つのですが、出るわ出るわ。
お亡くなりになったおじいさんとは、以前はよくお話をさせて頂きました。
でもだいぶ前から、入院してて1年ぐらいは姿を拝見する事がなくそのまま逝ってしまわれました。
着用する持ち主の居なくなった数多くの洋服。
皮肉にも生前は滅多に当店でクリーニングする事もありませんでしたが、最近は本当に沢山お預かりしています。
親戚や兄弟・・・
誰かにあげるのでしょうか。
染みや汚れを綺麗にすれば、傷等のダメージもなく比較的コンディションのよい物が多いです。
冬物は撥水加工まで依頼されます。
生きてるうちは染みのある状態で着て、亡くなってから奥様がクリーニングに依頼して綺麗にする。
着る人が決まってる洋服なんでしょうかね・・・
○○さんの所でお葬式。
そうすると、フォーマルウェアのクリーニングと一緒に、故人の服をお預かりする事は珍しくありません。
でも、それがずっと続いてるのはちょっと稀です。
一緒にいる事が当たり前に存在する空気の様な存在の家族。
だけど、居なくなってしまうとそれはそれは寂しいものですよね。
故人の衣類。クリーニングしたくなるのかもしれませんね。
寿命がきて、死んでしまった後のことなんてこれっぽっちも考えていない私。
当たり前の様に生きて生活してる事に「終わり」が訪れるとしても、まだまだ先のことだと思っています。
両親は四人とも元気で、子供達も自立していません。
なんか、思いつきで投稿していますので変な話になってしまいました。
さてと・・・
今日は撥水加工の話です。
ご紹介するのは画像ではなく、動画です。
設定が標準画質になってる場合は是非高画質の設定で見てください。
パンツのビフォー
http://jp.youtube.com/watch?v=q79z5-frdTk
パンツのアフター
http://jp.youtube.com/watch?v=wBYWDCH4XhI
ジャケットのビフォー
http://jp.youtube.com/watch?v=HHvqmarL8LQ
ジャケットのアフター
http://jp.youtube.com/watch?v=-74HV6QXbco
ジャケットの袖部分での水はじきテスト
http://jp.youtube.com/watch?v=aj638PNjTe0
スノーボードのウェアの撥水が全く効いていない!
ゲレンデでびしょ濡れになる。
山形弁で言うと、ずだずだになる。
クリーニング屋で加工する撥水剤は大きく分けて三種類。
・水で希釈して、浸け込み、又はスプレーするもの。
・ドライクリーニングの溶剤で希釈して、スプレーするもの。
・市販の撥水スプレー同様、缶から現役をスプレーするもの。
ちなみに、当店では水で希釈する撥水剤をメインで使っています。
まずは雨具(レインウェア)を思いだしてください。
アウトドアの好きな方や、釣りをする人。
農家の方も必ず、所有してるのではないでしょうか。
コンビニで売ってる様な半透明の安価なモノは使い捨てかもしれませんが、
長年、使えるレインウェアとなれば結構高額です。
ゴム合羽をイメージする方もいるかと思いますが、これは表面に雨が当たればびしょ濡れですよね。
でも、中に着てる服は濡れない!
これが雨具としての機能です。
ゴム合羽は、長時間着用してると蒸れます。
夏場なんかは、雨じゃなく、自分の汗で濡れちゃうなんて場合もあるかもしれません。
そこで、様々な工夫をしています。
ゴアテックスっていいよね。
蒸れないよね。
そんな話を聞いた事はありませんか?
アウトドアブランドのレインウェアは、ゴム合羽の防水機能はそのままで蒸れて不快な着心地を無くしてくれます。
それだけではなく、しっかりと表面の撥水も効くようになっています。
ここで、撥水と防水を勘違いしてる人もいます。
撥水とは、衣類の表面に付着した水がスグに染みこむ事無くはじいてくれることです。
撥水加工された衣類が製造販売されていますが、大雨の中でも傘や雨具が不要かと言えばNOです。
一時的には大丈夫。
表面を払えば、水は綺麗に流れおちて、表面は濡れないかもしれませんが
傘なしで長時間濡れれば、徐々に染み込んでいくでしょう。
例えば、
HPやブログで紹介してる動画の様に、
勢いよく水を出して撥水加工済みの衣類にかけると面白い様にはじくのですが、
霧吹きで粒子の細かい水をかければ、表面はしっとりと濡れてしまいます。
日常的な事で言えば、大粒の雨では効果がありますが、霧雨では効果が落ちると思います。
また、冷水では効果がありますが、お湯には効きません。
衣類の表面に汚れが付着してきても、著しく撥水性は落ちます。
また、着用してる方の体温が上昇し、衣類が暖かくなっても効果が落ちます。
それから、撥水加工するアイテムが新品同様のコンディションと、着用と洗濯を繰り返したUSEDのコンディションでは同じ効き目ではありません。
古いモノ程、効き目が落ちます。
スキー場では降ってる雪で濡れる事は殆ど無く、リフトに乗ってる際にお尻や大腿部が濡れるのではないかと思います。
だから、特にパンツの撥水性に不満を感じる方が多いです。
つまり、体温で部分的に暖かくなってるか、お尻や大腿部が汚れてしまってるからです。
実際、スノーボードのウェアをお預かりすると、裾とお尻と大腿部が一番汚れています。
そして、リフトに乗ってる際にはお尻と大腿部が一番体温が伝わって暖かくなります。
それから、新品の時は撥水加工などなしでも十分撥水性能が高かったとすれば、やはり繊維素材はスレ等で消耗してしまったのも、撥水性の低下の原因だと思います。
クリーニングの際に、完全に汚れが落ちてないのも撥水性の低下の原因かもしれません。
お預かりの際には撥水性の全くない状態でも、当店で加工をすれば水ははじく様になります。
でも、雨やみぞれの日に一日中ゲレンデに居て、濡れることがなく快適かと言われれば
モノによってはそうではありません。
モンベル
ノースフェイス
アークテリクス
ホグロフス
等など・・・
アウトドアブランドのハードシェルの様に、レインウェアにもなるタイプのアイテムですと
新品購入から数年はシーズンオフにクリーニングして撥水加工をすれば、
ゲレンデで使っても全く濡れないかもしれません。
水のはじき方も独特の凄いはじき方をします。
ただ、アウトドアブランドのアイテムはスノーボードで着るにはカッコがイマイチだと個人的には思っています。
ゲレンデでスノボをする!
そのイメージで着たいデザインやシルエットではなく、雪山登山のイメージです。
ご相談頂いたり、実際にお預かりするアイテムは、
デザイン性が高くシルエットもカッコいいスノーボードウェアが多いです。
まずは当店の撥水が昨シーズンと比較してどんな感じなのか・・・
撥水が効かないとお悩みの方は是非お試しください。
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