商品はシャンプーです。
同じメーカーであっても、様々な商品がありますので価格も様々です。
仮に価格が1,000円のモノと800円の商品だとします。
内容量はどちらも同じ。
メーカさんでは、どちらも売れれば儲かるのですが・・・
数字は圧倒的に800円の商品が売れてる事を現しています。
購入時の比較で検討する際に、200円の価格差がとても重要な事を把握していました。
だから、200円安価な商品の方が売れると思っていたんです。
そこで・・一工夫。
ポンプを押し込むことで、出てくるシャンプー。
一回押すと、どの位の量が出るかなんて気にした事はありますか?
実は、1,000円のシャンプーと800円のシャンプー。
ワンプッシュで出る量が800円の商品を故意に少なくしてあるんです。
ワンプッシュでOKな方も居れば、2度・3度プッシュした量を使う人もいるでしょう。
同じ回数をプッシュするなら1,000円より800円の商品が早く空になります。
次も同じ商品を買うとして、長期間使用した場合。
結果的に1,000円のシャンプーの方が得になる!
・・・そんな話を聞きました。
「得」って言葉は素敵な響きを持っています。
だけど、シャンプーのワンプッシュで出る量なんて測る人はいないのではないでしょうか。
しかし、売る方は賢いですね。
そんな話を聞くと、消費者は「ずるい」なんて感じるかもしれません。
でも、物凄く腹が立つことではない些細な事として、聞き流して終わりでしょう。
日清のカップヌードルと酷似したスープヌードル。
間違って買っても不思議じゃない位、そっくりです。
販売してるのは、カップヌードルを売ってる日清です。
味もソックリみたいです。
違うのは名前と価格と量です。
カップヌードルと比較して、絶妙な価格差でスープヌードルを安価にしています。
思わず、安い方に手を伸ばす人が多いのを販売してるメーカーさんは熟知してるでしょう。
シャンプーと同じで、実は高い方が得なのかもしれません。
自販機の飲料水。
同じジュースなのに、入れ物が違う。
つまり、価格が同じで量が違うとつい多いほうを買ってしまう。
そんな人はいませんか?
だって得でしょ。
奥様が旦那様に言い聞かせているみたいですね。
まだダメだってば!
奥様に一喝されて、あきらめるお父さん。
ツタヤで新作を借りようとしたら、新作はレンタル料が高いから、旧作になるまで数ヶ月待てって、奥様の指示らしいです。
内容は同じ映画。
それをちょっと我慢すれば安く借りられるんだから!
そんな事は解ってるわ!
でも、今日見たいんじゃ~
そんな言葉をぐっっと押し殺していたかどうか・・・は不明です。
何でも値上がりせざるを得ない状況にあって、内容量を減らす事で価格を据置く事が出来る商品は沢山あります。
毎日、使ってる調味料の味噌や醤油。
量が微妙に減ってる事に気が付かない人も多いのかもしれません。
価格が同じなら・・・
値上げされた感じがしない。
他はみんな値上げでしょ!なんだか「得」した気分。
「得」って感じられるのは嬉しいですよね。
原材料の全てが大幅に値上がりし・・・
取り扱う商品の内容量を減らすなんて事も出来ないのが、私の仕事であるクリーニング屋です。
綺麗にするのに、必要な時間は「経験」で短縮出来るかもしれません。
でも、必要な資材や機材は減らすのが困難です。
いかにして「得」って魅力的な感覚をお客様に味わってもらうか!
手っ取り早いのは「価格」です。
パーセント割引や、バースディ割引。
クリーニング屋って四六時中セールしてるみたいでしょ。
他に「得」を感じてもらうのはないでしょうか?
クチ(文字)で言うのは簡単で、実際には難しい事は山ほどあります。
殆どがそうかもしれません。
綺麗にしてもらうのに、必要なコスト。
安いって感じる人もいれば、高いと感じる人もいます。
私はクリーニング屋さんに出すような良い服は着てないわ~
クリーニング屋に依頼する服は「良い服」って思ってるって事ですよね。
そんな良い服じゃないから、安いお店で十分よ。
良い服だったら、高くても良いって思ってるって事ですよね。
正確には高くても良いメンテナンスをして欲しいって事ですよね。
綺麗にしてもらう!
何もクリーニング屋さんだけではありませんよ。
美容院だって同じです。
エステだってそうです。
クルマの洗車だって同じです。
ハウスクリーニングもそうです。
様々な「綺麗」を商品としてる職業がありますが、最もクレーム(不満)が多いのは・・・
悲しいかな。
私の仕事であるクリーニング業です。
ガッカリ・・・
同業の皆さんはどの位ガッカリしてるんだろう?
実はあんまりガッカリしてないのでは?
あきらめていた染み。
綺麗にしてもらったおかげで、また着る事が出来る!
凄く「得」した気分。
そんなコメントで一杯になる様に・・・
やる事は実にシンプル!
「綺麗にする」って事です。
シンプルですが、簡単じゃないんだなぁ~
上手くいく時の方が圧倒的に多いですが、時に返品せざるを得ないとか・・・
いくら頑張ってもダメだ・・・なんて場合もあります。
そして凹みます。
でも、毎日、毎日、「綺麗」にして欲しい洋服が集まってきます。
洗う門には服きたる!
当店に大きく書いてある通りです。
凹んでる暇なんかありませんね。
今日も、気合入れて染み抜きを致します。
画像は白いジャケットのコーヒーの染み。
↓
袖の先に付着して、クリーニングに出すも取れず。
あきらめて、数年間放置。
別のアイテムで当店に依頼する機会があったので、「ついで」で同梱してくれたジャケットです。
↓
武田クリーニングに出して、良かったなぁ
得した気分!
そんな風に思って頂ければ幸いです。
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