何処で買ったの?
オークション!
そんな友人との会話が珍しくなくなってる私です。
お客様がお持ち下さったアイテムの購入先をお聞きする事はありません。
しかし、オークションで落札したんだけど・・・ってお預かりする事も珍しくなくなっています。
アイテムはダウンジャケットです。
全く同じブランドの同じモデルのサイズ違いをお持ち下さいました。
どちらも、相当汚れていて染みもありました。
ケアラベルの表示に日本語はありません。
全て英語で簡単な洗濯絵表示があり、ドライクリーニング指定です。
素材は表地がナイロン、裏地はポリエステル。
中綿はダウン&フェザーです。
フィルパワーって言葉を知ってる方は相当ダウンジャケットに詳しい方です。
何の事かと言いますと、ダウンを押しつぶした際に自然に元通りに復元するのを数値化したものです。
この数値が高ければ高いほど上質とされています。
アウトドアブランドのダウンジャケットではミッドレイヤー(中間着)として着用するアイテムも沢山あります。
特徴は薄手で軽量でコンパクト!
レインウェアの様にダウンジャケットに袋が付属してるモノが多いですね。
そんなアイテムの場合、空気を抜いてぎゅうぎゅう押し潰し小さくして袋に入れます。
長期間その状態でも、着用時に袋から出せばスグに元通り。
フィルパワーの数値もきっと高いのではないでしょうか。
中綿のダウン&フェザー。
そのままの状態で中綿として詰め込まれてる製品は殆どありません。
殆どがダウンパック(不織の袋)の中に入れられています。
そしてキルティングで仕切られた部分に均一に収まっているわけです。
オモテ地のナイロン。
裏地のポリエステル。
袖と裾のリブ(ジャージ)。
これらは、かなりキツイ全体処理が可能です。
しかし、中綿のダウン&フェザーは上記の化繊の様な処理は出来ません。
異素材を組み合わせてあるアイテムは沢山あります。
組み合わせてある素材で最もデリケートなモノを判断し、その風合いが劣化しない処理方法を選択する必要があります。
ダウンジャケットの場合は中綿のダウン&フェザーです。
お預かりの際のコンディションをキープする。
これは染み抜きに超こだわっていても、守ならなくてはならないです。
襟や袖は綺麗になったんだけど、ダウンが固まってしまったとか、ふっくらしていない状態でのお渡しはNGです。
預かりのダウンジャケット。
ドライクリーニングしてから、水洗いをしています。
ドライでは、何ともない中綿のダウン&フェザーも水洗いとなるとペッチャンコになります。
この小さくなってしまったダウンを元通りに戻すのには、回転ドラム式の乾燥機を使います。
ケアラベルにタンブラー乾燥はお避け下さい!って注意書きがあるものが沢山あります。
本当に乾燥機に入れられないアイテムと入れなきゃ駄目なアイテム。
プロなら、熟知してるはずです。
水洗いをして小さく固まったダウン&フェザー。
簡単に元のボリュームに戻ってくれるダウンは、フィルパワーの数値なんか解らなくても、とっても良質のダウンです。
勿論、ダウン特有の獣臭なんかもありません。
しかし、あまり質の良くないダウンの場合はなかなか元のボリュームに戻ってくれません。
それに、着用時には気にならなかったけど、洗ったら嫌な臭いもします。
ダウンって真っ白で綺麗なイメージですが、実際には汚れているのです。
散々、ダウンジャケットの事を書いておきながら・・・
画像でご紹介するのは、袖口と裾に付いた毛玉です。
これが最も解りやすいビフォーアフターの画像でした。
毛玉でお悩みの方は画像を見てください。
丁寧に毛玉を処理すれば、見違える様に綺麗になりますよ。
まずはビフォーアフター。
→
次は↓右半分が未処理で左半分が毛玉処理済み
勿論、表地も綺麗になっています。中綿のダウンもふっくらです。
そして、毛玉だって綺麗になっています。
これぞ、「綺麗になるクリーニング」です。
全ての画像はクリックで拡大します。
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