シルクシフォンのスカートです。
昨年末ビールを沢山こぼしてしまったそうです。
素材が素材ですし、すぐにクリーニングに出したそうですが落ちないとの事。
そして、このままじゃ着用出来ない状態が数ヶ月続いて、当店を見つけて下さいました。
この画像では染みが解りにくいですね。
でも、オモテのシルク素材の下はこんな感じです。
広い範囲で輪染みになっています。
この染みの目立つ素材はポリエステルです。
もし、このスカートの素材が全部ポリエステル素材だったら・・・・
って思ったのは、最初にお預かりしたクリーニング屋さんも同じかもしれません。
付いたばかりのビール。
もしかしたら、最初はこんなに解りやすく輪染みになってなかったのかもしれません。
大量にビールをこぼしたとの情報があるけど・・・
染みなんか殆ど目立たないし、お客さん、大袈裟に言ってるにかも。
そんな風に自分に都合よく解釈し、ケアラベルの絵表示に従って、ドライクリーニングでの全体処理。
ネットに入れてるとはいえ、回転式の乾燥機で熱をかけての乾燥。
そうすると・・
お預かりの時よりもハッキリと解る輪染みになってしまったかもしれません。
シルクシフォンのデリケートな風合いを重視してメンテナンスするなら、ウェットではなく、ドライクリーニングだと思います。
しかし、ビールをこぼしたとの情報があるなら、やはりウェットクリーニングが必要です。
シルクシフォンだって、場合によってはウェットが必要です。
でも、通常はドライクリーニングをオススメします。
家庭で洗濯する事をあえてオススメしないアイテムです。
プロでもウェットしにくいですよ。
- 昨年末のビールの染み。
- 一度クリーニングに出しても落ちない。
- 広い範囲で輪染みになっている。
- シルクシフォンで水洗いNGのスカート
毎日、毎日、ガチで接客しております。
特にメールや電話でのご相談には時間がかかっています。
お困りの内容を聞いて、お役にたてないと思う場合もあります。
その際には正直にお話させて頂きます。
また、折角送って頂いても、何も出来ないで返品の場合も稀にあります。
その際にも、正直にお話させて頂きます。
出来れば、どんな染みも綺麗にしたいと思っています。
でも、難易度が高いとリスクも増します。
お預かりの際にはなかったダメージなんて与えたいとは思いません。
でも、かなり大胆な事をしないと綺麗にならない場合も多々あります。
悔しい思いをしたり、嬉しい思いをしたりしながら
真面目にお預かりの洋服と向き合っています。
今日の動画は、飲み物の染み抜きで作ってみました。
放置してしまうと染みが濃くなったり、酸化して黄ばんでしまいます。
ご利用有難う御座いました。
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