チャリティDVD
突然ですが「取り扱い説明書」と聞いてイメージする物はなんでしょう?
取説の収納場所を把握して、すぐに見る事が出来る物。
もしくは見る必要がある物。
最近買ったTV?
HDDレコーダー?
ケータイ?
デジカメ?
一応、購入時には取説があったはずだけど不要だと思ってすぐに捨ててしまった。
取説なんて不要でも捨てたりはしないで大事にとっておく物もあれば、廃棄してしまう物もあります。
先月11日の地震の時。
何の被害もなかったのですが、唯一自分の部屋の掛け時計が壊れました。
電波時計なので乾電池を入れるだけで正確な時間を示しておりました。
まさに取説なんて不要。
ただアナログの3針だけではなく、デジタル表示窓があって日付と曜日も表示されていました。
乾電池で動くから地震の後の停電だって関係ないはず。
でも、止まりました。
デジタルの表示は、部分的にしか表示されず何日で何曜日なのか全く解らなくなりました。
電池がないの?
とも思いましたが、こんなタイミングはおかしいと思いつつ、新品の電池を入れると入れた瞬間12時になり秒針が動き出します。
「動いた!」これなら電波を自動で受信して勝手に時間が合うと思って暫く放置するも・・・
全く時計は合いません。
リセットボタンとか手動受信とかアラームとか早送りとか色々なボタンを押してみたけどダメみたい。
「えーっと・・・取説はどこだ?」
何年前に買ったかも忘れてる掛け時計。
毎日見てる時計に取説が必要だなんて思った記憶も収納した記憶もなく、
「電波時計なんか勝手に時間が合うでしょ!」
なんて感じなので取説なんて、購入してすぐに箱毎廃棄処分したのでしょう。
結局、古い電池でも同じ動きでしたし、「もうダメだな。」と判断するまでそんなに時間はかかりません。
多分取説なんかあってもダメだった!・・・・・はず。
「じゃ、買い換えましょう!」
って事で震災から一週間以内には新しい時計が正確な時を刻んでいます。
「武田さん、地震で何か被害がありましたか?」
そう聞かれても・・・
壊れた時計の話なんか全くする気もなく
「おかげさまで大丈夫です」
と答えて平和な日常を過ごしております。
そもそも、地震が原因で時計が壊れたかなんて解りませんもの。
震災の翌日3月12日に予定していた地元のサッカーのスポ少のイベント。
「六年生を送る会」
それがずっと延期されていて昨日やっとの事で開催されました。
出席率の多い子の発表や表彰。
監督やコーチへのお礼。
卒団生から団へのお礼。
卒団生の挨拶。
等々。
毎年同じ様な感じですが・・・
今年はお酒が用意されていませんでした。
そして卒団の旧6年生は、既に中学へ入学し「卒業おめでとう」ではなく「入学おめでとう」ですら微妙に遅いタイミングになってしまいました。
今年の卒団生は個性豊かな子供達ばかりで、居なくなるのはちょっと寂しい・・・
それにしても・・・
隣県で起こってる現実を想うと、こうして子供達がグラウンドを走り回ってる姿を見られるのはとても幸せな事だと実感します。
有名人がTVカメラと一緒にやってくれば、そりゃ明るく元気な顔や、前向きなコメントをするでしょう。
でも・・・
実際に震災への様々な感情がなくなるはずがありません。
私の撮影した子供達の写真は編集されスライドショーの動画となりDVDとなります。
公民館の白い壁で上映するだけではなく、皆さんのご家庭でご家族で見て頂ける様に人数分のDVDを用意しました。
お気持ちとして頂いた代金は、制作コスト以外は全て少年団に寄付してたのですが・・・
今年は別に寄付する所があるだろう!
との私の勝手な判断で、義援金の協力をお願いする特典映像を急遽加えて上映しました。
皆様のご理解とご協力を頂き、昨日だけで28,596円になりました。
山形県天童市荒谷のサッカースポーツ少年団のオフィシャルフォトグラファーとして、少しでもお役に立てるならこんなに嬉しい事はありません。
後日、義援金受付窓口へお届け致します。
きっと、被災した地域にも同じ様なサッカーの好きな子供達が居たはず・・・・
今は無理だとしても、また思いっきりボールを追いかけて走れる日がきっと来ると信じて・・・
頑張って下さい。
がんばろう東北!
| 固定リンク



コメント