収納中のトラブル カビ セオリーのスーツ
収納中のトラブルと言えば・・・
そう!
カビです。
着用回数はゼロでも収納場所の環境次第ではカビは付着します。
クリーニングに依頼する際に気になる事と言えば・・・・
「キレイになるのか?」
そして
「おいくら?」
なんですが・・・
実際に作業をする私が気になるのが
「お預かりの状態をキープ、もしくはもっと良くしつつ染みや汚れはキレイになるのか?」
って事です。
特にウェットしにくい素材やデザインをウェットしなければならない場合も多く、慎重に作業をしています。
実際にキレイになって、ニオイも消え、快適に着用可能になると、今度は別の事が気になります。
「再度カビが発生する事はないか?」
って事です。
もちろん、お客様の願いは解ります。
私も同じ願いです。
でも、カビの繁殖に必要な条件さえ揃えばカビは付着します。
- お客様の着用スタイル
- メンテナンスの頻度
- 保管場所の環境
それらは様々でお客様によって違います。
再発の可能性に関しては当店で「大丈夫」とお約束出来るものではありません。
ただ、カビをキレイにする作業が出来る事はお約束出来ます。
カビが繁殖しない様にするには・・・・
それはお客様も何となく解ってる事ばかりです。
シーズン終了後に収納する前にはクリーニングをしてキレイにする事であったり、収納場所の湿度を管理して乾燥させておく事です。
簡単そうですが、カビのトラブルでお悩みの方はとても多いので、実際には難しいのかもしれません。
それに、服を沢山お持ちになりすぎる傾向にもあるのではないでしょうか。
また、ウェットクリーニングの場合。
「夏に着たこの服に付着してるであろう汗はドライクリーニングで完全に落ちるものなのか?」
なんて事も気になるのではないでしょうか。
- 汗
- カビの菌
- その他の雑菌
- 湿気
- ニオイ
- 皮脂
等。
残念ですがそれら全てが目には見えません。
酸化したり殺菌が繁殖したりして、カビが生えたり臭ったり、
また、黄ばんだり黒ずんだりする事で見えるシミ(汚れ)となります。
それを見えない状態に修復してるのがクリーニングです。
ただ、お渡しの際に目に見えない部分。
汗やカビ菌
これが完全に落ちてるのか?
と聞かれれば証明出来ないのが本音です。
病院で使用するシーツの様に、ビフォーアフターで細菌の数を数値化して比較してお見せする事は不可能です。
もし、何か収納中にトラブルが発生したり、違和感を感じた場合は、そのコンディションに合わせたメンテナンスをしてトラブルを解決して、快適に着用して頂ける様に致します。
このセオリーのスーツは染み抜きよりも仕上げにとても時間がかかっています。
とってもキレイになりましたので、もう二度とカビが付かない様にと私も願っています。
あまり着てないのに・・・
とのコメントも頻繁に聞くのですが、例えば3回しか着てないとしましょう。
その3回は一ヶ月で3回でしょうか?
3年で3回でしょうか?
10年で3回でしょうか?
着用してから洗うまでの期間。
これが長すぎるのもトラブルの原因になります。
そもそも、大事にしてる服を着る特別な時。
シミなんてそうそう付けないですよね。
だから、着てた時間と自分の目で判断してこの状態でクリーニングに出すのは勿体ないって思ってしまうのでしょう。
しかし、次に着る予定がなく着る機会は2年後だったりします。
そしてその時も同じようにクリーニングしないで収納。
3回目は2回目に着用後の3年後。
そしてその時も同じようにクリーニングしないで収納。
それから数年が経過して、異変に気が付くわけです。
全体に付着したカビを見た瞬間、言葉を失ったに違いありません。
着る頻度や回数ではなく、収納されるであろう期間も考慮してクリーニングをして頂く事でグッドコンディションを保てるとお考え頂ければ幸いです。
最後までお読み下さいましてありがとう御座います。
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