2010年7月
ゆうパックの遅配問題
ゆうパックさんは大失敗をしたと思います。
「ゆうパック維新」
もっと便利で快適になるはずが、肝心のスタートからつまづいてしまったとしか言いようがありません。
きっと、数ヶ月後にはとても良い宅急便になると信じてはいますが・・・
今はとてもゆうパックで生ものを送ろうとは思いません。
今年、山形県内のさくらんぼは収穫時期が遅れました。
旬な時期だと思って山形に来てくれた観光客の皆様はガッカリなさった事でしょう。
だけど、これは天候次第ですから仕方ありません。
今年7月1日からゆうパックが変わりました。
山形のさくらんぼの生産農家は何の不安もなく、ゆうパックで発送したはず。
だけど、ニュースでは最大2日の遅れって言っていますが実際には4日遅れてる所もあり「さくらんぼ」を送った人には最悪な事態になっています。
ネットでの荷物の検索も、メールで教えてくれるサービスも今日5日になっても機能していません。
「使い物にならない!」状態です。
毎年、「さくらんぼ」の発送は運送会社での争奪戦です。
ものすごく忙しくなりますが、ものすごく儲かる時期です。
だから、「是非うちで!」と必死に荷物を集めるPRをしていました。
もちろん、ゆうパックさんも同じです。
そして、さくらんぼの収穫時期は一斉にやってきます。
何処の郵便局にも宅急便の営業所にも、箱を見ただけで中身が「さくらんぼ」だと解る荷物が山の様に集まります。
山形から発送の場合。
基本的には翌日到着です。
生産農家は収穫したその日に出荷が当たり前。
つまり宅急便でお届けする県外のお客様は、収穫の翌日に食べる事が出来る。
もしくは冷蔵庫に入れての保管が出来るのです。
北海道と九州の一部の地域に関しては翌日ではなく、二日後に到着する場合もありますのでこの地域に関しては全てがクール便になります。
今回、問題となったゆうパックの遅配は本来なら翌日に到着する地域に常温保管で3日後とか4日後に配達されてしまう訳です。
「中身に異常があったらご連絡下さい」
とさくらんぼを配達されて、中身を確認した場合。
多分、殆どのさくらんぼに違和感はないでしょう。
異臭もしなければ、見た目も腐ってないはず。
でも、鮮度は確実に落ちています。
「今日送ったからね」
と明日には「美味しい!」って味わってもらえる事を想像してニヤニヤの送り主
「明日届くぞ」
と山形の初夏の味を楽しみに待ってるご依頼主
また、生産農家から採れたての旬な物を最短で送ってもらおうと発注した方もいらっしゃるでしょう。
それが、収穫からこの季節に常温で3日も4日も放置されたものを受け取ってうれしいはずがありません。
生産農家も、そんな「さくらんぼ」を食べて欲しいわけではないはずです。
そんな不満が一斉に爆発。
怒りの矛先は集荷に来てくれるドライバーさんです。
でもドライバーさんは何も悪くはないのです。
まじめにしっかりと今まで通りの仕事をしてたはず。
ゆうパックさんは本当に大失敗をしてしまったと思います。
今まで依頼した事のない農家から急に電話があり、ヤマト運輸さんや佐川急便さんの仕事が増えたとの話も聞こえてきました。
ヤマトや佐川に負けない様にとペリカン便と一緒になり、ゆうパックは「維新」したはず。
それが全くの逆効果になってしまいました。
「ひとさま」の荷物をお預かりするのは、とんでもなく責任のある事です。
それはクリーニング屋である私がいつも実感してる事。
そして、お約束の納期を守る事だって、大事な信用を得るためには絶対に厳守しなければならない事です。
それも私は毎日実感しています。
だけど、ミスは誰にだってあります。
ゆうパックはもう終わりではありません。
この大失敗を教訓にして、きっと素晴らしい宅急便になってくれる事を信じています。
ゆうパックに関わる数多くの方には、色々とメンタル的にしんどい時期かと思いますが是非団結して乗り切って欲しいです。
がんばれ!























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