レザーバッグの雨染み
オモテの全体の画像はまるでアフターの画像みたいでしょ。
解ります?
裏をアップで写すと小さな輪染みが沢山見えます。
どんなバッグでもお使いになれば汚れます。
だけど、洋服の様に着用し汚れたら洗ってキレイにしてまた使うって習慣がありません。
でも、汚れてしまうと気になります。
「洗えないのかなぁ?」
「どこかにキレイにしてくれるところはないかなぁ?」
ネットで検索すると・・・
「あるじゃない!」
「だったら、近所にもないかな?」
そこで、いつも利用してるクリーニング屋さんに相談したのかもしれません。
確かに、靴やバッグのメンテナンスのポスターやのぼり旗でPRしてるクリーニング屋さんが目立つようになりました。
まずは洗える様に考えて製造してある洋服をイメージしてください。
家庭で洗ってもキレイにならないとか、クリーニングに出しても抜けないシミを思い出して下さい。
落ちないなら、もっと全体処理での洗浄力をあげるか、部分的なシミ抜きをキツクしなければなりませんね。
家庭洗濯では、様々なシミ抜きの薬剤はありませんから、最もシンプルな「こする・もむ」と言ったシミ抜き方法をイメージしてください。
注:シミ抜き方法としてオススメしてるのではなく、例え話ですので誤解しないで下さいね。
ちなみにプロは不溶性の汚れ(泥とか墨)を落したい時に「こする・もむ」を生地の質感の変化や地色を見極めながらやっています。
家庭でシミ抜き(こする・もむ)をキツクするって事は、よりチカラを入れて長時間作業を続けるって事です。
突然ですが・・・
革靴のトウをピッカピカにする為に、ワックスと水を交互に10分以上磨いた事がありますか?
10分磨くって、結構大変ですよ。
きっと3分でしんどく感じるはずです。
両方の靴を磨くと20分かかりますので、靴が大好きな人しか出来ないかもしれません。
でも、そんなメンテナンスを定期的にしているとネル布で磨いただけでピッカピカになるのを知ってる人も多いはず。
話がそれましたが、同じことを洋服にしてみたらどうなります?
ピッカピカになんてなりませんよ。
確実に生地が傷みます。
毛羽立ってしまって質感が変化し、地色も抜けて白けてしまうかもしれません。
それじゃ困るでしょ。
いくらシミが抜けても、別のトラブルが発生してしまっては困るのです。
しかも、キレイにしようとした事が原因で修正不可能な事になってしまったら・・・
「止めた方がよかった」って事になるのです。
バッグも洋服と同じに考えれば・・・
レザーの質感や風合(ツヤや硬さ)
そして色を変化させない様にメンテナンスすると、そりゃ洗浄力は劣ります。
でも、雨染みはどうしても抜きたいとなれば・・・当然リスクも増えるわけです。
他店さんで落ちてこないのは、バッグでも洋服でも同じで落ちるところまでやらない(やれない)から落ちてこないとお考え下さい。
「落ちませんでしたカード」にはこれ以上シミ抜きをすると生地が傷むって書いてありますが実は嘘です。
傷む程、頑張ってやってない(見極めが出来ない)のが本当です。
つまり・・・
かなり大胆な事を書いちゃうとですね。
あのカードを付けまくってるお店は「うちはシミ抜きが下手です」って教えてくれています。
「なるほど!」って納得した方いますよね。
「シミ抜き」がご希望なら、お店を選ぶ必要があります。
シミ抜きをした際の、見極めが出来る達人程、丁寧にリスクを説明してくれるのと思います。
より具体的な話をしてくれてるのなら、自己防衛ではなく、真剣に何が出来るかを考えてくれていると思って欲しいです。
ご紹介のバッグに限らず、こういったアイテムには素材表記も、洗濯絵表示もありません。
そもそも、洗う!なんて事は作る人も売る人も想定外でしょう。
でも、汚れやシミが気になる。
そこで、当店にもご相談があるわけです。
このバッグに関してのご相談は、お客様からだけではありません。
同業の方からもお問い合わせが御座います。
いつも、思うのですが作業内容がイメージしにくいアイテムは作業に自信がないはずです。
経験も少ないはずです。
簡単にはお断りしたくない気持ちは物凄く解ります。
だけど、安易に受け付けてしまうと、プロとしての責任を果たす必要がありますよね。
洋服のシミ抜きのレシピだって、必ず目の前の物を見てアレンジしてるはず。
バッグの場合、アレンジ出来る様になるまでには結構大変かもしれません。
簡単に市販のクリーナーや消しゴムの様な物で表面を擦ったり拭いて落ちるものだけならいいんですけどねぇ。
実際には、「もう我慢出来ない!」
「このままじゃ使えない!」ってお預かりするバッグが多いです。
スレの多い部分なんて、傷んでしまっていれば・・・やはりシミ抜きがし難いです。
だけど、結構お客様は簡単にお考えの方も多いですね。
今度、買うときに店員さんに「洗い方」を聞いてみてください。
そして、それをクリーニング屋の私に是非教えて下さい。
スムースレザーの部分とスエードの部分。
それぞれ、違った方法でキレイにしています。
鞄の中の構造や素材。
芯地や接着など、見えない部分まで予想しての作業です。
ちなみにご紹介のバッグ。
染色は一切していません。
成功事例をご紹介していますので、お問い合わせはお気軽にどうぞ。
ただ、コンディションによってはお役にたてない可能性も御座いますのでご了承下さい。
最後までお読み下さいましてありがとう御座います。
洋服のトラブルでお困りの方は、
お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
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ご紹介してる画像は
同じようなシミでお悩みの方の参考になります様に
独断で掲載させて頂いております。
掲載に関して不都合な事がございましたら
お手数ですが下記までご連絡くださいませ。
info@e-siminuki.com
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