ジルサンダーのジャケットの汗染み
ここから、画像とは全く関係のない話になります。
「これは綿ですよ」
「そうですか?何か獣毛が入ってるのではないですか?」
「失礼してケアラベルを拝見させて頂きます」
「カシミアが5%入ってるんですね」
「触っただけで解るの?」
実際に触っただけで的中したので・・・
「プロなので、その位解りますよ」
なんて「どや顔」で言った訳ではありません。
実際、触った瞬間そう感じたのは事実です。
カウンターでお預かりのアイテムを拝見させて頂く際には、色々な事を意識しています。
素材もそのひとつ。
だから、この肌触りは獣毛っぽいと思って
「獣毛入ってますよね」
って最初に言いました。
お客様は、カシミアだなんて全く思ってなかったそうです。
だから、凄くビックリして下さいました。
麻雀の盲牌の様に、触っただけで獣毛入りを言い当てる。
そんなパフォーマンスで「流石ね」とお褒め頂けるのはラッキーです。
でも、外す事もあるんです!とブログでは白状しておきます。
お預かりの際には意識して見てる!
これは実際に何処かで偶然お逢いした際に着用なさっていたならば、けして見つける事の出来ないシミだとしても、当店のカウンターで今お預かりするとなれば、瞬時にシミを見つけます。
お客様だって、ご自身で着用中にはノーマークだから気が付かないだけで、クリーニング屋のカウンターで違和感を捜す意識さえあれば、短時間で捜せるんです。
「私には見えないわ」
そう言いつつも、私の指先を目で追ってくだされば、ハナエモリのニットアンサンブルの半袖ニットの脇の黄色の輪染みが見えるはずです。
脇の下の汗染み
ブランド品の場合、ウェットクリーニングしにくいんでしょうねぇ。
ここから、画像とリンクした内容になります。
今日、ご紹介のアイテムは婦人物のジャケット。
ブランドはジルサンダーです。
脇の下。
輪染みが出来ています。
洗濯絵表示はドライクリーニング指定ですが、素材やデザインからウェット可能と判断しました。
脇の下の輪染み以外にもシミがあって、袖と前身頃の染み抜きもしたのですが・・・
袖はキレイになったけど、前身頃のシミが薄くなるけど抜けません。
素材は綿ですので、部分的に染み抜きをキツクするとあっという間に白けたりしますし、グロスも変わります。
画像でもうっすらとシミが残っているのがわかります。
お客様は脇汗の輪染みを気になさっておりましたが、私は別の箇所のシミが気になりました。
染色補正をするつもりで、もっとキツク染み抜きをするか。
それとも、ここでやめるか。
そんな風に迷う時があります。
染み抜きをするのは私ですが、着用なさるのはお客様です。
そして、代金をお支払い下さるのもお客様です。
「十分着ることが可能な位薄いシミで目立たない」
との事でこれ以上のキツイ染み抜きをしない事にしました。
脇のシミはウェットクリーニングが必要な場合が多いです。
ブランド品等で、洗浄力を重視した作業がし難いアイテムもあるかと思いますがお気軽にご相談ください。
最後までお読み下さいましてありがとう御座います。
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ご紹介してる画像は
同じようなシミでお悩みの方の参考になります様に
独断で掲載させて頂いております。
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