染み抜きすると傷みませんか?
まずは染み抜きのビフォーアフターの画像です。
↓
染みの色は黄色です。
柄はありますが、下地の色は白です。
白地に黄色い染みがあって目立つのを染み抜きして綺麗にしました。
青は薄くなれば水色。
赤は薄くなればピンク。
黄色は薄くなっても黄色です。
そして、どんなに薄くても意識して見れば、認識可能なのも「黄色」です。
この染みは「黄ばみ」ではありません。
汗で黄ばんだ黄色とは、まるで色が違います。
何の染みなんでしょうね。
お伺いしていません。
絵の具でしょうか・・・
染みの色と、地色の段差が大きければ大きいほど違和感があって目立ちます。
この色の段差を減らすために染み抜きをします。
染み抜きは、素材やデザインによっては負担が大きい場合もあります。
無理に染み抜きを続ければ傷つけてしまう事になるでしょう。
仮に染みは消えたとしましょう。
だから色の段差はなくなりましたが、傷をつけてしまったことで質感に段差が出来てしまいました。
これも、違和感があって目立ちます。
染み抜きすると傷みませんか?
まず、最初に
シミが抜けますか?
って質問が先だと思うのですが、お客さまはシミが抜ける事を信じてるとしましょう。
お客さまからお預かりした衣類。
どんなコンディションでお預かりしようと、お預かりのコンディションよりも悪くしてお返しは出来ません。
最悪でも、そのままお返しです。
つまり、シミや汚れが落ちてなくてもお預かりのコンディションをキープさえしていれば問題はありません。
しかし!!
もし、お預かりの際にはなかったダメージを与えてしまいコンディションを悪化させてしまった場合。
これは、問題です。
例え、シミを抜こうと思ったとか、綺麗にしよう思ったとか・・・
何を言っても遅いです。
お客様のご質問。
染み抜きすると傷みませんか?
一般的な回答は・・・
やり方によっては傷みます。
でも、傷むほどキツイ事はしません。(出来ません)
となります。
リスクを出来るだけ減らしたいとお考えなら、染み抜きなんかしないでしょう。
触らぬ神にたたりなし
落ちませんってお返ししたり、無理ですって断ってしまうでしょう。
私は違いますよ。
慎重に慎重に・・・・って危険な橋でも、危なくない場所を探しながら渡ります。
実際に、他店で断れたり、落ちなかったりと・・・
お困りのお客さまからのご相談がとても多いです。
クリーニング屋が断る理由として実際にお客さまが聞いた事のある説明はどんな事でしょう?
- シルク製品(デリケートな製品)なので無理です。
- 装飾(刺繍やビーズやラインストーンやスパンコール等)があるから無理です。
- ケアラベルの表記が×なので無理です。
- 日本語で書かれたタグがないので無理です。
- 特殊素材(革や毛皮や合皮)だから無理です。
確かにちょっと厄介ではあります。
でも染み抜きのレベルを加減するなんて当たり前のことですし、作業内容だって一つ一つ微妙に調整して染み抜きをしています。
例えば、地色から色が容易に流れてしまうアイテムの部分的な染み抜きはやはり厄介です。
例えば、生地が薄くなってしまい擦り切れてしまいそうなウールをウェットで漂白なんてのも厄介です。繊維の傷が拡大して、穴が開いてしまうかもしれません。
例えば、ものすごく複雑なデザインも厄介です。
例えば、異素材の組み合わせだって厄介な物はあります。
中綿はダウン&フェザーで表地と裏地は化繊。だけど部分的に牛革がくっ付いてるなんてのも超厄介です。
同じように取り外すことの出来ないリアルファーがフードに付いたダウンも厄介です。
厄介な物は厄介だからと言ってお断りしていたら、蘇る可能性のある服もゴミ箱行きになってしまうかもしれません。
だから・・・
ノーリスクで出来ない作業内容を選択しなければならない事があります。
そんな時に必要なのはコミュニケーションと経験です。
けして、度胸や気合ではありません。
ものすごく当たり前のことを書いてる気がしますが、お客様には十分な説明が必要です。
このシミを抜くには、どんな作業が必要で、
その作業をする場合、どんな理由で厄介なのか。
想定できるリスクを全部説明します。
場合によっては、
このまま着用した方がいいのでは?
って言う時もあります。
お客さまのクチから、
どうせこのままじゃ着れないし、ゴミ箱行きなので思い切ってやってください。
お任せしますし、仮にダメになっても責任とれ!なんていいませんから!
って言って頂く事もあります。
クリーニングに出して、こんなに説明されたのは始めてだ。
県外のお客様に電話で説明してる際に言われましたが、当店では作業をする前に必要な説明なのです。
あの~
こんなコンディションですので、もう新品同様に戻るなんて事は望んでません。
でも、いくらかマシになればうれしいです。
なんて言われる事がありますが・・・
私は「いくらかマシにしよう」ではなく、「めちゃくちゃ綺麗にしよう」と思って作業をします。
ちょっと、厄介なアイテムの場合、すべてご説明致しますのでお気軽にご相談下さい。
ご利用有難う御座いました。
クリーニングに「安心感」をプラス!
クリーニングって本当に凄いなって「感動」をプラス!
どんな染みでお困りですか?
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ご紹介してる画像は
同じようなシミでお悩みの方の参考になります様に
独断で掲載させて頂いております。
掲載に関して不都合な事がございましたら
お手数ですが下記までご連絡くださいませ。
info@e-siminuki.com
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