イヴ・サンローラン リヴゴーシュ
わざわざ有難う御座います。
隣県からのご来店は、先日のシャツの染み抜きに引き続き二度目です。
お渡しは宅急便で発送も可能なんですが、山形には頻繁に来てるとの事でした。
お預かりした品はスーツ3点。
ブランド品でYSL(イヴサンローラン)リヴゴーシュです。
いや~
私個人の趣味なんかどうでもいいのでしょうが、実にかっこいいスーツです。
裏地にとっても大きく刺繍がしてあります。
スーツ3点全てに刺繍がありました。
全てのスーツは3Bのサイドベント。ほぼ共通したシルエットです。
パンツは股上浅めのノータック。
ボタンは全て天然モノなんですね。
以前、このボタンのことでクリーニグ店とトラブったらしく・・・
ブランド品を安心して任せられるお店をウェブで捜してのご来店で御座います。
まずは採寸。
ダブルクリーニングでお預かりしましたので、水洗い(ウォーターウォッシュ)もします。
型崩れのない様に、細心の注意をしながら処理しますが、事前にサイズはしっかりと計ります。
次にボタンの保護。
男性のスーツっていくつボタンがあると思います?
ジャケットで14個(裏地を含む)。
パンツで4個(裏地を含む)。
全てが天然貝を使用したボタンなんですね。
スーツっていくらでも副資材にコストが掛けられます。
目立たないかもしれませんが凄いです。
だいぶ、着用感もあり汚れも染みもありましたのでパーフェクトにキレイにしたいと作業開始です。
ちなみに、このスーツ3点のみを処理して他の衣類と一緒には洗ってません。
スーツの素材。
オーダーの経験のある方はお解かりでしょうが、最初の生地選びでは実に、色々な生地の中からセレクトしますよね。
それから素材。
毛100%って表記してあるだけですが、毛(ウール)は全て同じではありません。
イタリアを意識したスーツのデザイン。
軽くて柔らかい。独特の風合い!
そう言ったスーツの素材の多くは、実に細く紡いだ糸で作った生地が使われています。
スーパー120とか聞いた事や見たことありません?
この数字が大きいほど、細い糸が使われています。
着心地が軽く、独特のドレープが出来てかっこいいですね。
通常のウールではなかなかこうはいかないかもしれません。
私はクリーニング屋なので、お手入れする際のことを考えますと、この類のスーツはちょっと厄介です。特に水洗いは大変です。
伸縮やサイズの変化が通常のウールよりもずっと大きいです。
つまりプレスはとても手間がかかってしまいます。
ですので、通常のウール素材のスーツよりも価格の設定が高いのです。
ヘビーローテーションのスーツであれば、シーズン中に一度か二度はドライクリーニングした方がいいですよ。
何でもかんでも、ダブルクリーニングが良いとは言いません。
実際に、スーツをお預かりする際にも具体的にお話させて頂いています。
手間隙をかけて、とってもキレイにハンドフィニッシュ(手仕上げ)しています。
ミディアムグレーのストライプ。
ラペルのロールだってバッチリでしょ。
ネイビーの無地。
チャコールグレーの無地
心配されていたボタンのダメージだってありませんよ。
初めての水洗いが二着。二度目が一着だそうです。
汗をかく季節。
ドライクリーニングでは汗の汚れを完全に落とすことは不可能です。
気になる方はお気軽に汗抜きをお試しください。
クリースラインが消えているから、自宅でアイロンを当ててみたらアイロン滑りが悪いなんて経験ないですか?
アイロンで温められたスラックスが臭うとか・・・
ゴワゴワしてきたとか・・・
夏は、汗抜きの季節です。
どこのクリーニング店にも、のぼりやポスターがありますよね。
でも、処理方法は何処でも同じではありません。
しっかりと水洗いで丸洗いしてくれるお店が御奨めです。
ブランド品のスーツのメンテナンス料金 4,450円~
| 固定リンク














コメント