浴衣へ落書き
自分でやらずに人任せにしたもんなぁ・・・・
お預かり時のシミの状態で撮影をしてあると思ったのですが
、まだ撮影してなかったとの事。
お子様の浴衣の裾の方に、お子様がいたずら書きしたペンのインクが
沢山付着していたのです。ちょっと染み抜きすると浴衣の色が出ちゃって、
結構、苦労しながら時間をかけて染み抜きしました。
ブログを始めてから、仕事中に今日の投稿内容をイメージする様になりました。
染み抜きをしながら、今日はこの浴衣の画像を!と思ってたら
シミのある状態の画像がなかった!って訳です。
染み抜きをする際に、地色の染色がしっかりしてないモノは厄介です。
最初から色修正をする前提で、地色まで剥がす染み抜きは出来ればしたくないです。
浴衣のお持ち下さったのは、私と同年代のご夫婦。
私がシミを指摘すると最初、旦那さんは模様だといっていたのです。
それぐらい、沢山落書きがあったんです。
来年もお子様に着用させたい浴衣。
なんとか、目立たなくする様にとのご要望でお預かりしました。
運良く落ちにくいインクではありませんでした。
ただ、地色が流れ出てくるのと、染み抜きする範囲が広範囲だったので苦労しました。
色が出てしまうので、一気に浴中で処理は無理です。
テストして、色泣きの心配が無かったら、浴中で処理してたでしょう。
お客様から預かる衣類は1点1点違います。
シミも汚れも全て違うのです。
一つ一つの品物に一番良い処理方法を選択して処理しています。
この選別作業が家庭洗濯では難しいのではないでしょうか?
例えば、白っぽいものと黒っぽいもの。
汚れのひどい物と比較的きれいなもの。
素材によっても、ウォッシャブルウールと綿。
選別して洗った方がいいのは、解っているけど、なかなか出来ないのではないでしょうか?
洗濯絵表示を見て洗う方でも表示通り分けて洗うのって凄く大変かと思います。
洗面器(バケツ)のマークに数字(30)があって、その上に手洗いって書いてあるもの。
四角い洗濯機のイラストに数字(40)とか書いてあるもの。
そんなの、気にしてない方が殆どかもしれません。
水で洗うとのお湯で洗うのはお湯の方が汚れ落ちがイイです。
汚れ落ちを重視して洗うものと風合い重視で洗うもの。
この選別を間違えると、オシャレ着の風合いが劣化してしまう場合があります、
キレイになった!でも、着れなくなった!ではどうしようもありませんね。
これはプロが洗う場合も同じです。
聞いたことあるでしょ。
「デリケートな素材ですから、これ以上は無理な染み抜きは出来ません」
なんて、プロに言われちゃうと、シミが落ちてなくても納得してしまうでしょ。
お客様が納得してくれるなら!とお店側はなるべく無理せずにシミを抜かずに納品しちゃう!
シミはお客様が付けたもの。無理さえしなきゃトラブル(クレーム)にならない。
なんて考えのお店も実在していますよ。
シミがあって、キレイにして欲しい!からプロに頼んでいる事を忘れてない?
って思う時があります。
「他店で落ちないって言われたんですが・・・・」
特に新規のお客様からは頻繁にお聞きします。
「そのお店にクレームで、再処理してもらおう」って思わない方がとても多い気がします。
これは明日はわが身かもしれませんので、見落としなんか無い様に何度もチェックしております。
それでも、何か納品後に気になる箇所があれば、何時でもおっしゃって下さいませ。
染み抜きは、頑張ってやってみたんだけど・・・
「やってやれない事」もあるのが現実です。
でも・・・
「やらずには出来ない事ばかり」ですよね。
今日の浴衣の様に色々と面倒で時間もかかりますが・・・
でも、キレイになったら嬉しいんですよ。
この嬉しい気持ちは、お客様にも伝わると信じています。
山形県天童市 ~武田クリーニング~
営業時間:朝8時~夜7時まで
定休日:日曜・祝日
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